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トランスター・シニア層が考える「都心」は実際に機能しているのでしょうか。実際に都心に居住しているトランスター・シニアの都心への期待と実感に隔たりがあるものを調査しました。
トランスター・シニアの都心機能のイメージ(期待)と、実際の都心での生活機能を比較すると、交通の便の良さや、医療機関の充実度においては期待どおりの価値を感じているものの、お金(金融機関)や情報(仕事・文化)、人(友達)が集まる力において不足感が見られます。
逆に、セキュリティ(安心保障)や公共施設の充実などでは期待以上の価値を感じているという結果でした。
都心回帰したトランスター・シニアの「都心インフラ」の実感では、「大きな公園がある」が50%と群を抜いて高く、「都心の公園」が都心回帰への重要な要素となっているようです。
次いで「大きなターミナル駅」「大きな病院」「大きな通り」など、都心は「大きな」インフラによって実感されています。
逆に、ネオンサインや音楽ホール、超高層マンションなどは実感度が低く、都心の住まいは、大きなターミナルの近くでありながら繁華街を離れた、大きな公園の近くに立地するという傾向がうかがえます。
都心インフラの充実度を累計回答率でみると、東京412%、大阪312%と100%の格差で東京の都心インフラの充実感が高く実感されていました。
特に、「大きな公園」「大きな通り」「高級マンション」「百貨店」「音楽ホールや美術館」などで東京の都心インフラが大阪を大きく上回っています。
大阪が東京をやや上回っていたのは「大きな病院」「大きな駐車場」であり、路上駐車が問題になっている大阪では「大きな駐車場」が都心のインフラとして重要なポイントになっていることがわかります。
実際に自分が住んでいる「都心の実感」をキーワードで答えてもらったところ、「快適で、明るく、大衆的な」がキーワードのベスト3でした。
次いで、「元気になれ、静かで、安全」で、「現実的」な街と実感されています。
特に、「静寂(25%)」が、「騒がしい(20%)」を上回り、「安全(25%)」や「健康的(24%)」も、「危険(8%)」・「不健康(4%)」を上回っていました。
期待と実感では「騒がしい」「華やかな」「最先端の」「国際的な」「積極的な」などが期待イメージから実感で大きく減少し、逆に「大衆的な」「安全な」「静寂の」「健康的な」などが高まっていました。
地域別では、東京で「安全な」「静寂の」「健康的な」「好きな」「地味な」「国際的な」などが大阪を大きく上回っており、大阪は「現実的な」「成長できる」「不健康な」といった項目で東京を上回っていました。
トランスター・シニアは現在の住居や転居を含めて63%が「都心に住みたい」と考えており、都心への生活に対する高い期待感を持っています。
都心志向は、大阪が東京よりも高くなっていました。