福井支店

鯖江市は福井県にある人口約6万8千人の市で、1955年の市制施行から70年を迎えます。鎌倉時代に誠照寺の門前町として発展し、江戸時代には間部氏鯖江藩の陣屋町として栄えた歴史ある地域です。江戸時代の文豪・近松門左衛門が幼少期を過ごした土地としても知られています。
鯖江市最大の特色は眼鏡フレーム産業で、眼鏡フレーム生産の約96％のシェアを占め、世界的にも高い評価を受ける「めがねのまち」として全国的に有名です。1905年に増永五左衛門が冬の農閑期の副業として村人に眼鏡作りを伝えたのが始まりです。眼鏡以外にも業務用漆器の国内シェア8割を占める越前漆器、福井の繊維産業の中核を担う繊維業など、三大地場産業が発達しています。西山公園は日本海随一のつつじの名所として親しまれ、市民が主体的にまちづくりに関わることを促進する「市民主役条例」を制定した市民参画のまちづくりでも注目されています。