関東と関西では電化製品の周波数が違うと聞きましたが、引越しをしたら部品交換などをしなければいけないのでしょうか?
電気器具に50/60Hzの表示があるものは、全国どの地区でも使えますが、単独表示のものは、東日本(50Hz)と西日本(60Hz)の間で移動する場合は使えません。製品によっては、サービス担当者が部品を交換しなければならないもの、両方の周波数に対応しているもの、そのなかでも自動的に切り替わるもの、スイッチを切り替えなければいけないものなどさまざまです。周波数の違う器具をそのまま使うと正常に働かないばかりか、故障してしまうこともあるので注意しましょう。とくに、モーターを利用している製品が該当します。
▼そのまま使える器具(電熱を利用する器具、電波を利用する器具など)
・電気ジャー炊飯器/トースター/コンロ/こたつ/電気毛布/ストーブ/アイロン/白熱電球 ・テレビ/ラジオ ・掃除機/ミキサーなど
▼そのまま使えるが能力が変わる器具(モーターを利用する器具の一部)
・インバータエアコン(50/60Hzと表示してあるものはそのまま使えます)/扇風機/冷蔵庫/換気扇など