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2023年6月2日
春の引越シーズンも終わり、ここ約一年以内の引越経験者に、引越後に感じたことや引越当日の行動などの『引越実態調査』を実施!
引越時に70%以上がご近所へ挨拶。また半数は手土産を持参
引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高かったのは「荷造り」
あらかじめ新居のレイアウトを決めていた人も引越後にレイアウトが気になると90%が回答
引越当日の食事の用意は「出前・デリバリー」で手配する人が一番多い結果に
引越費用が想定よりも高くなったと約70%の人が回答
引越業者の有料オプションサービスで最もニーズが高いのは「荷造り」のサービス
新居のレイアウトを決めていた人は67%、ほぼ予定通りにできたと半数以上が回答
引越当日、食事の用意で最も多いのは「出前・デリバリー」
70%以上がご近所に挨拶をし、新居での挨拶には半数以上が手土産を持参
※本調査のグラフ構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはなりません。
アート引越センター株式会社のシンクタンクである『0123引越文化研究所』はこの度、この1年間で引越をした人600名を対象に、ご自身の引越の内容に関する調査を実施いたしました。
引越業者に依頼した引越作業の料金やサービスに関する質問に加え、引越前後のご近所のご挨拶や引越当日の食事などに関する質問を通じて、引越をする人の今の考えや行動が明らかになりました。
引越業者に依頼をして引越を行なった394名(65.7%)のうち、引越にかかった費用について、想定していた金額より「高くなった」と答えた人は30.5%、「少し高くなった」と答えた人は38.8%と、合計で69.3%の人が当初の想定よりも引越費用が高くなったと回答しました。
なお、家族の引越よりは単身の引越、県内での引越よりは県外への引越のほうが、想定よりも高くなったと回答する人が多い傾向となりました。
【対象:この1年で引越をした人】(n=600)
※引越業者に依頼:単身の引越と家族の引越の比率(n=394)、県外への引越と県内での引越の比率(n=394)
【対象:引越業者に依頼して引越をした人】(n=394)
引越業者の有料オプションサービスのうち、最も多く利用されたのは「荷造り」で43.1%。次いで「ダンボールの回収」41.9%、「エアコンの取外し・取付/洗濯機の接続」39.6%となりました。
なお、引越当日までにやっておけばよかったと思ったことを自由回答で質問したところ、「仕分けをして荷造りをする」「荷造りが終わらなかった」など「荷造り」に関することが最も多く見られ、利用すればよかった有料オプションサービスを質問したところ、やはり「荷造り」が最も多く選ばれており、引越においては「荷造り」をどううまく進めるかが重要なポイントとなることがわかります。
【対象:この1年で引越業者に依頼して引越をした人】(n=394)
新居のレイアウトをあらかじめ決めていた人は67%で、そのうちの54.5%の人が思い通りにレイアウト(80%以上の完成度)ができたと回答しました。
また引越後に、自宅のレイアウトやインテリアで気になった箇所があると答えた人は53.5%で、レイアウトを決めて引越した人であっても90%の人が気になっており、62.9%が引越後にテレビやソファー、ベッドの配置など使い勝手や生活導線の改善のためにレイアウト変更をしていることがわかりました。
【対象:この1年で引越をした人】(n=600)
【対象:引越先のレイアウトを「決めていた」と答えた人】(n=402)
【対象::この1年で引越をした人】(n=600)
※レイアウトを決めていた人(n=402)/決めていなかった人(n=198)
引越当日の食事の用意について聞いたところ、「出前・デリバリー」が27.7%で最も多く、次いで「外食」23.7%となりました。
「出前・デリバリー」に加え、「インスタント食品を利用」20.0%、「冷凍食品を利用」18.2%、「食材を購入して料理」7.2%を合計すると73.1%の人が引越当日は自宅で食事をしていたことがわかりました。
【対象:この1年で引越をした人】(n=600)
新居または旧居のご近所へ引越の挨拶をした人の割合は、合計で75.7%となりました。
そのうち「新居のみ挨拶した」が最も多く37.7%。次いで「どちらも挨拶した」が22.2%、「旧居のみ挨拶した」が15.8%となり、どちらかというと新居のご近所に挨拶する人のほうが多いことがわかります。
また引越先が戸建てかマンションか、持ち家か賃貸かによっても比較してみると新居がマンションの人よりも戸建ての人のほうが、新居が賃貸の人よりも持ち家の人のほうが、ご近所に挨拶する人が多い傾向となりました。
さらに子どもの有無で比較をしてみると、子どもがいない人よりもいる人のほうが、ご近所に挨拶する人が多い比率となりました。
小さなお子さんがいる場合など、新天地で家族含め、コミュニケーションを取りたいという傾向の表れかもしれません。
【対象:この1年で引越をした人】(n=600)
また挨拶の際に手土産を持っていった割合は、旧居での挨拶は40.8%、新居では50.4%と新居での挨拶時のほうが手土産を持参する割合が高くなりました。
なおその手土産の種類や1つあたりの金額を聞いたところ、お菓子や生活雑貨(洗剤・タオルなど)などが多く、旧居での挨拶の手土産は平均2242.73円となったのに対して、新居での挨拶の手土産は平均1410.5円となりました。
これまでお世話になった、関わりのあった人への感謝の気持ちが金額差に現れているのかもしれません。
【対象:引越のご挨拶に関する質問で「旧居のみ挨拶した」「どちらも挨拶した」を選択した人】(n=228)
【対象:引越のご挨拶に関する質問で「新居のみ挨拶した」どちらも挨拶した」を選択した人】(n=359)
2022年2月~2023年4月の間で引越をした全国20代~40代の男女
600名
2023年5月上旬
※本調査のグラフ構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはなりません。