2010年入社
- 営業6年
- 人事2016年~現在
希望の人事部へ。
6年間の営業経験を経て、希望していた人材採用課に異動しました。主に新卒採用を担当しています。具体的には、合同説明会など学生の皆さんと触れ合える場所で当社をアピールします。そこで興味を持っていただいた学生さんに会社説明会を実施。早い時期だとインターンシップで営業の仕事を擬似体験してもらったり、会社の特徴を伝えたり。面接や新入社員のフォローもしています。「入社してもらって終わり」ではなく、気持ちよく働いてもらいながら、業績を上げられるよう成長するところまで見守ることが、採用担当としての責任ですから。
実は入社前から人事部を希望していました。もともとは教師に憧れがあったんです。生徒の前に立って授業をすることが好きで、大学時代に教員免許も取りました。ですが、就職活動も人生経験としてやっておきたいと思って何社か受けていたんです。そのうちの1社がアートでした。説明会に行くと、学生さんの前に立って会社や仕事のことをアツく話されているアートの人事の方が、とてもカッコよく見えたんです。それで「採用の仕事は教師とリンクするところがある、いつかこんな仕事をやってみたい!」、そう思って入社を決めました。営業職からのスタートになることはわかっていましたが、いつか人事として活躍するためには絶対に必要な経験だと思い飛び込みました。


伝えられること。
6年間の営業経験は、思っていた通り採用担当としてすごく活かされています。特に、目標を達成するためのアクションプランを組み立てることは、間違いなく営業時代に培われたものです。たとえば、「成約率が8割の見立てで80件の成約をいただくには100件回る必要がある、だから今月は1日に何件回るイメージで行動目標を立てよう」とか。採用活動も同じなんですね。たとえば「絶対に35人採用するんだ」と決めたら、それを達成するための行動を自分で組み立てて実行していくことが必要ですから。もちろん、現場のリアルな情報を学生さんに伝えられることも、一年目の新人営業へのアドバイスやフォローができることも、営業経験の賜物だと思います。
認め合える会社を目指して。
念願叶って人事に異動させていただいたのをきっかけに、改めて自分は何がしたいのかを考えてみました。すると、やっぱり自分の核には「教育」や「人を大切にしたい」という思いがあることに気づいたんです。なので、採用という枠にとらわれず、人事や育成という広い視野で、みんなが気持ちよく働き続けられるように、支店の環境を良くしていくような取り組みを考えています。たとえば、支店では先輩社員が後輩を指導していますが、指導方法は人によってバラバラなので、「育てる側の育成」コーチング力強化が大切だと思っています。また、これからは一人ひとりのやりがいと個性を尊重していくことが大切だと考えています。やりがいを感じるポイントは人それぞれ。数字を追いかけることがやりがいの人、お客さまからありがとうと言われることに喜びを感じる人、高い給与をもらえることが一番だという人。どんなやりがいも認め合いながら、一人ひとりのスタッフが目の前のお客さまの為に自ら考え、行動し喜ばれる働き方をすることが、人事という立場になって改めて大切なことだと気づきました。自分がそんな取り組みをリードしていけるよう、もっと成長していきたいです。
本ページの情報は、2021年10月現在の情報です。