高松支店坂出センター

坂出市は、瀬戸内海に面した工業都市であり、瀬戸大橋の四国側玄関口に当たります。地名の語源は「宇多津の田尾坂を上って出た場所」と言われていて、北部は埋め立て地・干拓地が広がる平坦な地形となっています。坂出・丸亀沖では、激しい潮流がつくる波が白く湧いたように見え、潮湧（しおわく）島から「塩飽諸島（しわくしょとう）」と呼ばれる島々が瀬戸内の海に浮かぶ姿が楽しめます。
沿岸部には、かつて広がっていた塩田に代わり、いくつかの工業地帯が造成されています。北西部にある番の州臨海工業団地では、造船や化学工業が盛んです。その東側には、林田・阿河浜地区臨海工業団地があり、こちらは製造業とともに物流企業が多く集積する物流拠点となっています。またその他に北東部の松ケ浦地区には塩業メーカーがあります。
番の州緑町にある「瀬戸大橋記念公園」は、瀬戸大橋の完成を記念して整備された都市公園であり、瀬戸大橋を眺めるのには最高のロケーションである人気の観光スポットです。橋をかたどった噴水、芝生広場、アスレチック遊具の設置された子ども広場などがあります。また、広さ約2,800平方メートルの「甲之池」を中心に、高さ15メートル、直径60メートルの巨大な石組彫刻「鬼屏風」や、幅50メートル、落差3メートルの「くぐり滝」などを擁した浜栗林など見どころも盛りだくさんです。